Diary 2010. 4
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4月1日 (木)  たねの話

青ネギだけではありませんが種にも大きく分けて
F1品種(交配種)と固定種(在来種・原種)があります
遺伝子組み替えもありますがここでは取り上げません

瀬戸内青葱出荷組合では青ネギの種も使い分けしています

特性として
F1品種はバイオテクノロジーを駆使して人工的に改良した種で生育のバラツキが少なく姿も綺麗 味より姿重視
     市場出荷やスーパーなどで売られているものはほとんどがF1です
     姿が揃っていて扱いやすい為、量産向き

固定種は昔から永年作られてきた品種で美味しさは抜群ですが姿が悪く、生育もバラツキます
     農家自身が食べる為に作る事はありますが出荷量が少なく一般にはほとんど見かけません
     姿形が悪くスーパーでは敬遠されます、選別の作業性も悪い


私達は出荷先により使い分けをして、基本的に姿を重視する売り先にはF1品種を、そして味を重視する料理店などへの出荷は固定種を出しています


4月4日 (日)  畑作り

今年も荒地を畑に戻すため頑張っています
古いブドウ畑のパイプの片付けや雑木林を切り開き重機で根を取り除きます
荒地の開墾も手馴れたもので昔に比べ手際がよくなりました
この荒地も多少変形してますがが5反(1500坪)ほどの畑に生まれ変わります

春になり草も元気を出してきました
これから雑草との戦いがはじまります
気を抜くと草だらけに成りますから最初が肝心です

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4月5日 (月)  

今年も花見会を開催しました
とても暖かい日で気持ちよい花見でした

昼間から少しほろ酔いですが、仕事は山積み
さっさと花見を切り上げて草取りそして菜種カスで追肥
有機肥料と土をよく混和させて、水をたっぷり与えます
写真は今年の5月取りのネギです(草取りした後です) 
可愛い子供と同じですから大切に育てていますので、すくすくと元気で大きくなっています
あと30日で立派な青ネギに育ちます 

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4月13日 (火)  14年ぶりの低温情報

気象庁から14年ぶりとなる低温情報が発表されました
明日から数日間は平年より5度近く気温が下がるとするものです

今年は寒暖の差が激しく、雨の日も多く野菜全般に品薄のようですが
ハウスのネギは元気で休んでいる暇はありません

年末ちょっと目を離した隙に落してしまった草の種が発芽して勢いを増してきました 
その中の「ノボロギク」たんぽぽの様な種をつくり風に舞い種を落します 抜いてもすぐ切れて根を残してしまう厄介者です

雑草対策は小さいうちに"根こそぎ"なので手強い相手です


http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/compositae/noborogiku/noborogiku.htm

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4月24日 (土)  寒い寒い

もうすぐ5月ですが・・・
梅雨のような連日の雨空
そして
真冬のような気温

異常気象のようで葉物品薄のニュースが毎日流れています
低温で新芽も痛みますから6月7月も露地などは影響が出るでしょう

自然の影響を受けやすい葉物野菜は、ハウスで雨よけ保温があると安心です
今年もハウス栽培面積を増やしていますが、更に必要性を感じます

また、夏は平年より高い予報が出ています
低温も困りますが、あまり暑いのも怖いです

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