diary

Diary 2010. 7

7月3日 (土) 進化する無農薬栽培技術

慣行栽培では害虫が発生した場合登録された農薬を散布しますが
これを繰り返すと害虫に耐性が出来効果がなくなります

最近では農薬を使わない研究が進み、物理的に駆除をする方法が数多く出てきました

大きく分けて２種類あります

1.微生物防除剤（微生物農薬）
人畜無害なカビ等を作物害虫へ寄生させ害虫駆除します

2.天敵利用害虫防除(減化学農薬)
作物害虫を餌とする昆虫等を放ち害虫駆除します

view-source:http://www.aonegi.com/019.html

先日はメーカーの説明会へ参加させていただき
大変勉強になりました
今後、私たちも率先して利用していたいと考えています

7月7日 (水) 出張

以前からお話があった青ネギを大量に扱っている方とお会いして
お忙しい中現状の傾向や今後のなりゆきをご教授いただきました
各地域の状況や外国産輸入の状況、季節の需要と供給の動向
ネギの栽培から販売に至る、様々な単価やノウハウ
密度の濃い時間を過ごさせて頂き本当にありがたく思います

規模が大き過ぎ私共では微力すぎて話になりませんが
少しでもお役に立てられますよう努力していきたいと思います

今年の夏の予報が発表されました
なんとなく予感はしていましたが、相当暑くなる様です
夏バテしないように気をつけなければなりません

7月10日 (土) FAX新IP電話番号になりました

既に連絡済ではありますが、覚書として日記の方よりご報告です
注文予定シートなどをファックス利用していましたが、紙切れ等でご迷惑お掛けする事もございました
前回D-FAXでペーパーレス化を行いましたが
(IP電話回線等)一部送信できない不具合があり大変失礼いたしました
新たにKDDIのIP電話番号ペーパーレスFAXに変えたところ問題なく送受信が行われています
ペーパーレスFAXはメール受信でタイムロスがございませんので、スムーズに連絡が行われます　

IP電話FAX新番号050-3156-1005でございます　何卒登録の程　宜しくお願い致します

しばらく晴天が続きましたが
来週より雨天模様で梅雨の最終戦です
週明けより梅雨も明けるようですから夏本番のスタートですね
今年はとても暑いようですから気を抜けません

7月17日 (土) 梅雨明け

どうやら岡山も梅雨明けしたようだ
昨年は８月まで降り続いた梅雨でしたが
今年は平年通りか少し早い感じです

台風はまだ２号と、非常に少ない夏前半ですが
平均化法則からバランスを取ってくるのが自然です
とても不気味さを感じます

しばらく相当暑い日が続くみたいです
秋冬の予約も入ってきて、これから秋作の準備です
新たな３ヵ月後に向けて繰り返し初心に戻って
頑張らなくてはなりません

7月18日 (日) 雑草

梅雨中、手を付けられなかった畑は一面草だらけです

抜いても抜いても生えてくる雑草　恐るべし
雑草のように強くならねばいけません

写真左　草取り前　写真右　草取り後でスッキリ

7月22日 (木) 飲食業用（業販）ネギに於ける現状と今後の展開

2010年長引くデフレ不況の影響で、外食産業の競争激化、コスト削減の為
国産青ネギから輸入物（中国産）に切替や、その他諸事情から
国産青ネギでカット葱にされる業務用ネギの業者間通年単価が急激に値崩れ

争う気は聊かも有りませんが、況して中国産や安値競争で勝てる筈も無く
低価格競争に参加となると「安全で美味しい青葱づくり」の発想や観点から離れてしまいます
従いまして、2010年春の作付けから速やかに業務用ネギの栽培圃場および作付計画を大幅縮小

現在の取引先のみの必要数量を限度として、今後の生産体系の見直しを行いました
作付けの組替による新ローテーションは本年度秋採りより反影します
大幅な見直しで、生産均衡が崩れますが、重要な秋・冬作まで残された時間は僅かです
今後は生き残りを掛け、大量生産から品質の向上へと視点を変え努力していきたいと思います

7月23日 (金) 猛暑

暑い　正に猛暑　猛烈な暑さだ
死ぬほど暑いとよく言うが　本当に熱中症による死者が相次ぐ
恐ろしいことに百姓の死亡が目立つ　
人事ではない　死なないようにしなくてはならない

夏の農作業は忙しく　休む間が無い
日の出前から朝採り収穫が始まり日没まで作業が続く
出荷休みは出荷は無いが外仕事に丸一日を費やす
暑い夏は始まったばかりだ

7月31日 (土) 冬作年契予約　締切りました

順次冬作の準備が猛暑の中進んでいます
今年は梅雨明けより殆ど雨らしい雨が無く
連日の照りで畑もネギも乾いてます
８月中旬まで猛暑が続く予報が出ていますが
外れて欲しいものです